●9月9日~冬にビーチサンダルを販売する企業
このところ、急に、涼しくなってきましたね。
さて、以前8/8のブログで、中小企業は、不況のいまこそ、ブルーオーシャン戦略(他社との差別化)を活用すべきということで、ある銭湯屋さんの話を紹介しました。
今回は神奈川県の葉山にあるビーチサンダル(ビーサン)専門店の話をご紹介したいと思います。
お店の名は「げんべい」。
この会社、10年前までは地元民しか、知らない万屋だったそうです。
それが、いまでは、「ビーサンといえば、げんべい」というくらい、全国から注文が殺到しているそうです。
ビーサンなんて、スーパーやスポーツ店にいけばどこにでも手に入るものですが、なぜ、この会社がこの不況化でも活況なのか?
それは、表からはなかなか見えないですが、しっかりと「ブルーオーシャン」的な事業展開をしているからに他なりません。
●実際、どのような差別化アプローチをしているのか?
●決して新しいビジネスではないのに、繁盛している理由はなにか?
1、ユニクロばりの品揃え(この店にくれば、探している色のビーサンが見つかる)
2、台や鼻緒に天然ゴムを使用(やわらかく、とても履き心地が良く、疲れにくい)
3、大手企業や有名人などとのコラボにより「げんべい」=ビーサンというブランド力を浸透させた。
たかが、ビーサン、されど、ビーサン。
どこにでも手に入る商品をちょっとした発想の転換と工夫で、オンリーワン事業に変革させたわけです。
あと、もう一点特筆すべきは、季節はずれともいえる冬にも販売できるようにしたことです。
一般の常識では、冬にビーサンを買う人はほとんどいないだろうと思いますが、
・冬に海外旅行へ行く人
・海外のユーザ
・販促グッズとして活用したい企業
という市場に目をつけて、情報を発信したところ、真冬でも発注が入るようになったそうです。
季節外れの商品でヒットした事例として、セブンイレブンの夏おでんが有名ですが、こうした事例に共通するのは、単なる思いつきやアイデアというだけでなく、日々、「こんなことをしたら顧客は喜ぶのではないか?」というアンテナを張り続け、それを仮説=>計画=>実行=>検証・改善というサイクルを繰り返したからなんですね。
あと、意識的かどうか別として、同業他社の動きや、既存の業界の常識などはまったくといっていいほど、無視しています。
これからは、ただ景気回復を待っているだけでは、何も変わりません。変わらないどころか、ジリ貧になるのは目に見えています。
いまこそ、中小企業の経営者は、自社の足元(強み)見つめなおし、ブルーオーシャン的(差別化)アプローチを率先して実行していくべきです。
その最初の一歩を、当社は徹底サポートします。
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1990年明治大学卒業後、野村證券に入社。以後、IRコンサルティング会社や外資系メーカーのセールスマネジャー等を経て、2001年Webシステム開発会社のマーケティング担当役員に就任。